オリエンのとき、アイデアをだすとき、
どんなことを考えているのか
メンバーに聞いてみました。
オリエン
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その課題は本当に課題か。話をよく聞く一方で、疑うことも心がけています。クライアントの考える問題や目的などが業界を取り巻く環境や生活者のニーズに、ぴったり合っているとは限りません。オリエンの内容を全て鵜呑みにせず、クライアントの立場になって、根本から考えることが必要です。
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お話を聞きながら、初回にどのようなものを提案するか、ある程度考えるようにしています。完成形をイメージすることで、確認しておきたい疑問や押さえておいた方がいい点が、見えてきやすいですし、クライアントが求めるもの、課題の解決に近づけると思います。
打ち合わせ(社内)
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みんなの意見を尊重して、可能な限り拾い上げる。という一見優しくて、多様性の時代に沿っているようなことは意識的にしません。みんなに好かれようとして玉石混交の意見を肯定していくと、誰も傷つかないかわりに、のっぺらぼうのようなしょーもないものができ上がるので、敢えてきっちり線引きします。
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「後で実装する人間のことも考えてほしい」と考えています。Webサイトはチームでつくり上げるもの。デザイナーとどのような動作をするのか、ディレクターとどのように運用していくのか、一つひとつ詰めていきます。
打ち合わせ(社外)
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相手の意見に同調したり、少し脱線して雑談を交えたり、打ち合わせの場で各々の意見を遠慮せずにぶつけられる関係性を築けるように臨んでいます。つまりは、早く仲間になること。クライアントと、私たちが一緒にプロジェクトを進めるチームになれれば、可能性が広がり、きっと、実現できることが変わります。
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一言でも多く会話を重ねることを大事にしています。発言がその場の思いつきでも、会話することによって、ぼんやりしていたことがクリアになったり、停滞していた議論が思いがけない方向に好転することもあるから。考えがまとまっていなくても、口を動かす。見切り発車は、思考を深める力になり得ます。
アイデア出し
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固定観念で頭が固くならないように、適度に力まず、考えることを意識しています。ひとつのことだけでなく、他案件のことなど、同時並行で考えるのも大切。煮詰まった時には、少し離れてみると、リフレッシュになるだけでなく、行ったり来たりすることで、新しい視点に気づくこともあります。
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まずは、案件の目的・ゴールの認識と理解がクライアントやディレクターと共通になるように、しっかり打ち合わせてから制作に取り組むようにしています。ゴールに向かう場所のみを深く掘ることができるよう、今回何をするかを明確にし、表現を考えるべき範囲を絞ることが大事だと思います。
プレゼン
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上手く話そうとか、相手に納得してもらおうとか、テクニック的なことは、あまり考えてません。クライアントにとって本当によい結果になると、自分が信じることを、そのまま伝えるようにしています。要は「嘘をつかない」こと。それが、クライアントに信じてもらい、任せてもらうことにつながると思います。
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多くの場合、プレゼンの場には意思決定のキーマンとなる方がいます。だからこそ、まずは「主にこの人に向けて話そう」という人を選び、その人にしっかり企画が伝わるように話すことを心がけています。強い自信を見せることも大事。世界で一番この企画が面白いと、自分にハッタリを効かせて、自信を醸しだすようにしています。